会社のロゴデザインを作るときにはパソコンでデザインソフトを使っている人が多いのではないでしょうか。しかし、ロゴ作成ではペンを使うパターンもあります。ペンを使ったロゴデザインの作成では、デザインソフトが出せない魅力を引き出せる可能性を秘めています。
そこで今回はペンを使ったロゴ作成のテクニックを紹介していきます。
サイン風のロゴデザインでオリジナリティーを高める
ペンを使ったロゴデザインの作成では手でデザインを描いていくのが基本になります。パソコンでデザインソフトを使いながら、ロゴデザインを作成するときには滑らかな線を表現しにくいという問題があります。ペンを使ったロゴデザインの作成では手描きが基本になるので、滑らかな線も書き入れやすいという特徴があるでしょう。
例えば芸能人やスポーツ選手、有名人などが色紙に書くサインは曲線が多い傾向にあるため、パソコンでデザインソフトでは表現しにくいと考えられます。そのサインは手描きであれば表現することが可能でしょう。そのためペンを使ったロゴデザインではサイン風のロゴデザインを作ることも可能です。
サイン風のロゴデザインはオリジナリティーの高いロゴを作りたいときに役立つテクニックだと言えます。例えば自分の会社の社長が有名な人で、そのネームバリューを前面に押し出したいというケースでは社長のサインが書かれているようなロゴデザインを作るのも1つの方法だと考えられます。
会社名をサイン風に描いてみるのも、オリジナリティーの高い会社ロゴを作るときには効果的な手段です。サイン風のロゴデザインは商品に自社のロゴを入れるときにも使いやすいというメリットがあります。
自分の手でロゴデザインを描けば他社に真似されにくい
会社のロゴデザインを作るときには他社との差別化を図るために、オリジナリティーを高めるのが重要なポイントだと言えます。しかし、それだけでは他社との差別化が図れない可能性も考えられます。オリジナリティーの高いロゴを作っても、他社に真似される可能性があるからです。
仮に他社にロゴデザインを真似されたとしても、証拠がなければ盗作だという主張は通らないと考えられます。そのため他社が真似できないようなロゴを作る必要があります。そこで役立つのがペンを使ったロゴデザインの作成です。
ペンを使ったロゴデザインの作成では手描きが基本なので、自分の能力次第では他社が真似できないようなロゴを作れる可能性があります。ペンを使ったロゴデザインの作成で真似されにくいものを作るときのテクニックとして、デザインの複雑化が挙げられます。
例えば複数の図形を重ね合わせるようなデザインを手描きで行うだけでも、他社に真似されにくいものが作れます。図形を重ね合わせるときには、人によって形が変わるような図形を選ぶのがポイントです。例えば四角形や三角形は物差しを駆使すれば、似たような図形を描きやすいと言えます。
それよりも星形や円形といった図形の方が手描きのときに癖が出やすく、オリジナリティーの高い作品が作りやすいです。人に真似されないようなデザインを描くためにフリーハンドでデザイン作成を行うのも良いでしょう。
ペンを使って文字を書くことで味のあるデザインになる
パソコンのフォントに頼ってロゴデザインを作っている人も多いのではないでしょうか。しかし、パソコンでロゴデザインを作るときにはパソコンに登録されているフォントしか使えないという問題があります。パソコンのフォントには機械的なものが多く、手で文字を書き入れたときのような味のあるデザインを作り出すのは難しいと考えられます。
そこで役立つのがペンを使ったロゴデザインの作成でしょう。ペンを使って自分で文字を書き入れていけば、他のロゴデザインとは異なるものを生み出しやすくなります。しかし、ただペンを使って文字を書き入れるだけでは味のあるデザインを作るのは難しいと言えます。
一風変わった会社ロゴを希望している人は、ペンと紙の使い方を考えるのが重要です。例えば紙を回すというテクニックが役立つでしょう。ペンを使って文字を書き入れるときには、手を動かすだけで紙を動かす人は少ないのではないでしょうか。
そのため横書きで文字を書いた場合であれば、全ての文字が同じ方向を向いたデザインに仕上がります。悪いデザインではありませんが、これでは面白いロゴデザインとは言えません。例えば紙を回しながら、円を描くように文字を書き入れてみるという手法を取ってみるのは面白いでしょう。
文字で円を描くことで、一風変わったロゴデザインに仕上がる可能性が高くなります。
色鉛筆を使って塗り絵をしよう
ペンで縁取りだけして、後はパソコンで色付けを行うというのも悪い作戦ではありません。しかし、それではペンでロゴデザインを作成したときの味わい深さが半減する可能性もあります。そこで役立つのが色鉛筆です。色鉛筆を使って自分で色塗りを行っていきます。
塗り絵と同じ要領で文字に色を付けていくのが良いでしょう。塗り絵は人によって個性が出るので、オリジナリティーの高いロゴデザインに仕上がりやすいという特徴も持っています。ロゴデザインでの塗り絵に関するテクニックとして挙げられるのは、余白を作ることでしょう。
全ての部分を塗りつぶすのも悪いことではありませんが、それでは他のロゴデザインとの差別化ができません。そこで色鉛筆を使って線を引くように色を付けていきます。そうすることによって、余白が生まれて縞模様のロゴデザインを作り上げることが可能になります。
斜めに線を引けば、デザインの見え方が変わるので面白いデザインになる可能性が高いです。
ペンの濃さを変えるのも1つのテクニック
絵を描く人の中には、使うペンの濃さを変えることで強弱をつけている人もいます。このテクニックは会社ロゴを作成するときにも活用できます。ペンの濃い部分と薄い部分を作ることによって、ロゴデザインに強弱がつくので面白いロゴデザインを作りやすくなるでしょう。
基本的には人の目を惹きつけたい部分に濃い色が出るペンを使うのが効果的だと考えられます。文字を書き入れるときにも強調したい文字に濃い色が出るペンを使うのがおすすめです。
ペンを使ってオリジナリティーの高い会社ロゴを作ろう
パソコンでデザインソフトを使った方が簡単にロゴデザインを作ることができるかもしれません。しかし、それでは会社の魅力を伝えられるようなロゴデザインに仕上がらない可能性もあります。そういうときにはペンを使ってロゴデザインを作成してみるのが良いでしょう。
ここで紹介したテクニックを使えば、オリジナリティーの高い会社ロゴを作れるかもしれませんよ。